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  大谷 正明(おおたに まさあき)
    (有)匠工房 代表取締役
ジュエリー制作のことや私が住む東京都武蔵村山市周辺の地域情報・ホームページ制作

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「金工独修書」金の分析法

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分析法

第一 純金の製法

銀や銅、その他の金属を含有した金合金の分析には二つの方法が有る。一つは合金に更に銀を加えて熔解し、純金だけを残留させる方法で、もう一つは合金を王水で溶かした後、還元法によって純金を沈殿させる方法である。
しかし錫や鉛を多量に含むものは一度灰吹き法を行う必要が有る。

(1)まず金合金(検察法により純金比率が3分の1以上であることが分かった時は、さらに銀を融かし加えて硝酸の腐食作用を試みるべきである)を陶製の鍋に入れ濃硝酸を注入して(弱火で)加熱すると、合金の混合物が溶け出して黄色の煙を発して青色の液になり、金は赤褐色の粉末になって容器の底に残留する。

この粉末を回収して湯で良く洗浄し、乾かしたものを坩堝に入れて炉の火の中で熱して熔融させれば純金を得ることが出来る。

そして青液中には銀や銅などが含まれているので、還元法(次を参照)によってこれを沈殿させる。

(2)金合金の塊を陶製の鍋に入れて王水を注入し、これに微熱を加えるとすぐに溶解して液になる。それに水を加えて希釈し、この液中に硫酸亜酸化鉄(硫酸鉄)を投入すると褐色の沈殿が生じる。この沈殿を回収して炉の火の中で熱して熔融させれば純金を得ることが出来る。

第二 プラチナの溶解および還元法

プラチナは金と同じく王水以外のどの酸類にも浸食されることは無い。
その方法はまずプラチナ合金を陶製の鍋に入れて王水を注ぎ加え、ゆっくり加熱すれば溶解して液になる。これを還元するにはその液中に磠砂(ろしゃ=塩化アンモニウム)の水溶液を注入すれば塩化アンモニウム白金の沈殿が生じる。この沈殿がプラチナなので、これを熔融すれば純プラチナの塊が得られる。
よってこれを展延して必要に応じた器物を制作することが出来る。

しかしまたプラチナは銀を多量に混ぜれば、銀の中立ちによって濃硝酸にも溶解する。
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金とプラチナの分析・還元の方法が書かれている。現在では優秀な分析専門業者がしのぎを削っているので、これらの専門業者に依頼してしまうのが多いだろうが、知識として知っておくのは良いことだ。

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