少し前から、このブログのサイドバー(右側の段組)にリンクバナーと書籍の案内を載せている。リンクバナーの方は、ご存知の方もおられるだろう。当サイトのリンクページでも紹介している、西村さんの小説サイトだ。つい最近、長年の沈黙を破って、新作「宵祭り」(2月18日)が掲載された。ご本人曰く「3年4ヶ月ぶり」だそうだ。是非ご覧いただきたい。
さて、「エッセイ集 喫茶K」という書籍の紹介だが・・・別にAmazonの紹介手数料が欲しいわけではなく、合法的に書籍の表紙画像が掲載できるのが便利で使っているのだが(この本は既に廃刊になっている)、この本の作者は私の中学生の頃の同級生だ。しかも私が随分探し回っていたことのある人だ。鈴木正くんという。もう「くん」でも有るまいが、私の中では当時のままに記憶されている。エッセイ集などを出していなかったら、とうとう見付からずに終っていただろう。
会社を設立当時、一人で全てを計画・実行していくことに困難を覚え、一緒に運営していける人物を探していた。真っ先に思い浮かんだのが、この鈴木正くんだった。学業においても美術の才能においても優れた能力を持っていて、おまけに性格も非常に良い。私と同系統の分野を得意としながら、私よりも全てにおいて一段上だった人物だ。彼しかいないと思ったのだ。
しかし(名前のせいでも有るが)彼を探し当てることは出来なかった。普通ならそんなに見付からないということは無いのだが、この書籍の著者紹介などを読むと、おそらく日本にいなかったのだろう。彼ほどの人物であれば、重要なポストについていても不思議はないのだが、その時の私は彼ならば面白がって協力してくれるかも知れないと本気で考えていた。そういう人間だったのだ。
今頃見付かってもどうということはないのだが、懐かしいのと嬉しいので、書籍の紹介を載せたのだ。やはり変わり者らしく、それだけのポストについていながら、転職して人生を楽しんでいるようだ。彼が意外と近くで幸福に暮らしているようだと分かっただけでも、嬉しいことである。