prof
  大谷 正明(おおたに まさあき)
    (有)匠工房 代表取締役
ジュエリー制作のことや私が住む東京都武蔵村山市周辺の地域情報・ホームページ制作

記事一覧

トップ > 金工独修書 > 「金工独修書」金属の熔解

「金工独修書」金属の熔解

ファイル 123-1.jpg
======================
熔融術

第一 金属の熔融法

金属はプラチナ以外は炉の中で熔融できることは広く知られているが、ここに大要を記述する。
その方法は金類を坩堝に入れて炭火の中に収め、ふいごで炭火に空気を送り込めば熔融する。これに硼砂を少量投入してから冷ます。

第二 プラチナ熔融法
ファイル 123-2.jpg
プラチナは耐火力が最も強い金属なので、炭火の中に入れて何日も置いても一向に酸化することなく、またいくら強く熱しても依然として熔融しない。しかし水素と酸素の混合ガス(爆鳴ガス)の炎によって、初めて熔融するものである。
したがって(プラチナを熔融させるためには)適した道具を作る必要が有る。
そしてこれに使用する装置は「ガスふいご」というもので、次にその作用を述べる。

第九図に示したものは水素および酸素のボンベで、第十図はこの2本のボンベに繋げたフイゴ口(吹管の火口)を拡大したものである。
第九図中の1は水素のボンベ、2は酸素のボンベで、普通は銅または亜鉛で作る。
甲乙は数個の副管を持つ円筒でイ・ロの支柱で丙丁の漏斗型の容器を保持する。ハは甲と丙、ニは乙と丁に連結した管で、それぞれにバルブがついている。ト・チはボンベの中のガスの量を量る装置である。リ・ヌは水を排出するため、ル・ヲはガスの発生器に繋げるため、カ・ワはガスを噴出させるための管である。
======================
金属の融かし方が説明されている。この部分は「融かし方」というよりむしろ、高温でしか融けないプラチナを溶かすための装置の説明に主眼が置かれているようだ。説明部分が非常に長いので、途中で区切ってしまった。続きは次回の説明を待たれたい。

にほんブログ村 ジュエリー

トラックバック一覧

コメント一覧