「論語講義」(渋沢 栄一 著)という本が有る。会社を始めて間もない頃、薦められて読んだ本だ。論語が中国の賢人である孔子のことを書いた本だということは学校でも習うから知っていたわけだが、実際にどういうことが書いてあるのかは全く分からなかった。
この本はその「論語」の読み方・解釈の仕方が丁寧に書かれている。孔子の没後、その教えを伝え残すために弟子達が集まって編纂したものだという。その辺りは仏典の由来と似ていて面白い。
論語の中に孔子が語ったとされる言葉で「入るを量って出づるを制す」というのが有る。健全な経済を保つための心得であるという。当時は「ふーん」という程度であったが、昨今の日本の政府のやり方を見ていると、この心得がいかに大切なものかが理解出来るように思う。足りない足りないと言って無理やりに税金を増やしかき集めようという様子は、ぶざまとしか言い様が無い。まず「出づるを制す」であろうが、そうすると今度は福祉を削ろうとするのだろう。
このままでは人も企業も疲弊して、やる気を失ってしまう。倒産する企業が後を絶たないのも、その表れであろう。企業は経営者がやる気を失わない限りは存在を続けられるのだ。
ますます何のブログか分からなくなってしまうが、雑感ということでご容赦いただきたい。
コンテスト作品の紹介、ご依頼によって制作した作品の紹介ページは、仕事の合間に少しづつ進行させているので、ぜひご期待を。
猪瀬貞雄 2008年10月26日(日)19時29分 編集・削除
ご無沙汰しております。匠さんが澁澤栄一翁の論語に触れたので嬉しくなりました。
澁澤論語には、会社経営のノウハウが随所にあり、人として何が大切かを追求して、維新の志士達を人物評価をしています、又日本に株式会社を導入することを使命として尽力を尽くされた人ですね。
有り難う御座いました。