prof
  大谷 正明(おおたに まさあき)
    (有)匠工房 代表取締役
ジュエリー制作のことや私が住む東京都武蔵村山市周辺の地域情報・ホームページ制作

記事一覧

トップ > その他 > イヤリング金具

イヤリング金具

ファイル 178-1.jpg 年末も近いので分析に出すものを集め始めていたら懐かしいものが出てきた。これも分析に出してしまうので、写真だけは残しておくことにしよう。

これはイヤリング金具の構造模型だ。シルバーが変色して汚いのは、ご容赦いただきたい。イヤリング金具というのは、強く挟み付ければ痛いし弱ければ落ちてしまう。スクリュータイプの金具のように一定の間隔を保って固定されていれば、落ちる心配も無いし痛くもない。しかしスクリュータイプの金具の外見を好まない女性も多い。

それで何か別の方法で出来ないかと考えて、理屈を元に実際に作ってみたのがこれなのだ。ごらんの通り、ゴチャゴチャと見苦しい。間隔調節用のネジが必要になって後から作り付けたところで「これじゃスクリュータイプより外見が悪い」と気付いて中断することになった。


ファイル 178-2.jpg ちなみに開いた状態が、左の写真だ。開閉部の下のレバーを持ち上げてやると、アームが開く。もちろん実用化の可能性は全く無い。仮にスッキリしたデザインに出来たとしても、ジョイント部分が多過ぎて組み立てに手間が掛かり、結果として高額なものになってしまうからだ。

無駄なあがきのようだが、今流通している金具より良いものを作ろうとしてみると、逆に今流通している金具が優れていることに気付く。考えを煮詰めていくと次第に現行の金具の構造に戻ってしまうことも多い。

最近は余り金具のことなど考えたり試作したりする時間も持てなくなったが、また機会を見付けて挑戦してみたいと思う。

にほんブログ村 ジュエリー

トラックバック一覧

コメント一覧

高知サンゴ工房 URL 2008年12月21日(日)22時59分 編集・削除

本当にその通りですね。(笑)←笑っちゃいけない。
以前ご紹介した「Sea Proof(シープルーフ)」もお陰様で、現在「ジャパンブランド」として海外展開事業を実施・戦略検討をしています。

実は私、8月に体調を崩し1ヶ月以上社会から隔離されて居りました。
「ブルジュドバイ」のオフィスから、ワイン片手に砂漠を行き交うラクダを見、宝石サンゴ伝来のルーツとなったシルクロードに想いを馳る。
そんな夢を見つつ、ベットで寝てた分、早く勘を取り戻さねば…

匠工房/大谷 Eメール URL 2008年12月22日(月)07時15分 編集・削除

お久し振りです。
体調を崩されていたんですか。体が資本ですから、大事になさってください。
金具の開発は趣味のようなもので、ヒットした商品も(過去の話ですが)有るんですよ。毎日そればかり作り続けて、少々飽きてしまいましたが・・。

大変な時代ですが気持ちだけは元気に、これからも頑張ってください。