一目で大型で強いと視認できる台風だが、日本に近づくにつれてばらけ始めた様子だ。衛星写真の動画に良く映し出されている。
子供の頃から比べると関東地方に台風が上陸することが少なくなったように感じるが、子供の記憶だから小さな台風も大きく思えたのだろうか。幼児期を過ごした東京都杉並区でとても広い道だと記憶していた通りが、高校生の時に訪ねてみると路地のような狭い道であったと知ったことがある。自分が小さいと世界は広いのだ。
立川市に住むようになってから台風の時に一度、近くにあった新興宗教団体だかの建物の屋根が飛ばされて我が家のブロック塀に落ちたことがある。台風のさ中だから通行人も少なく家屋に直撃しなかったので怪我人は出なかったが、恐い話である。
近所の大人たちが集まってがやがや騒いでいた。中の一人が塀に食い込んだ大きな屋根を持ち上げようと手を掛けて力を入れたが、周りから「無理だ」「危ない」など言われて手を放した。その光景を良く覚えているところから察するに、私は縁側に立ってぼーっと眺めていたのだろう。
台風の後は家の側を流れる川が増水して、橋すれすれのところを轟々と流れるのが壮観だった。普段は水が有るか無いかという程度の川だったが、今考えてみるとそういう時のための川だったのかも知れない。水も無いのに深く掘り下げた川だった。確か小学低学年の頃、同学年の他の学級の生徒が転落して怪我をしたのではなかったか。
さて天気予報では連休中の台風の影響は少ないようだ。空がどんよりとしているのは仕方ないだろう。雨もぱらつく程度には降るかも知れない。夏休み明けで疲れ気味の子供たちには、ちょうど良い時期の連休だろう。無理に出掛けて疲れるよりも、のんびりと骨休めをした方が賢明かも知れない。