国営昭和記念公園のポピーが開花し始めている。何だそんなことと思われる手合は、いちど昭和記念公園に行かれてみると良い。東京では勿論一番、全国でもここほど整備された大規模な公園は少ない。何をやるにも規模が半端ではない。
たとえば桜一つ取っても、ここの公園の桜は大きさも数も図抜けている。なにしろ昭和記念公園のために、日本中から桜の名木古木が集められたのだ。その事実を知るものは、今では少ないのではないか。桜は移植が困難なことで有名だが、当時としては画期的な方法で移植が行われた。根を中途から切断して、そこに直接パイプをはめ込んで水分と養分を補給しながら、定着を待つのだという。強引にも思える方法だが、そのおかげで昭和記念公園には開園当初から、桜の名木古木が揃っていたのだ。
昭和記念公園では季節ごとに様々な花が楽しめるように工夫されている。しかもその規模が大変に大きいのだ。今年は「みんなの原っぱ」と呼ばれる広大な広場の一角(写真)の他、砂川口の小山の裾一面にもポピーを咲かせることになっているようだ。真冬の時期を除けば、ここはいつ行っても充分に楽しめる。遠方から出掛けても、決して後悔はしないだろう。
