古い工芸書に次のようなことが書かれている。
「紫色合金は英国王室工芸調査員の発明に係るものにしてその合金割合はアルミニウム 22分 金 72分より成る。この2者を熔融すれば最も麗しき紫色を呈し装飾品として金に勝る光輝を放つ。
英国学者間にはこれを貨幣に用いば金よりも贋造を防ぐの点において益あるべしと主張するものあり。」
ほぼ18金ということだ。試しに混ぜてみたが地金が惜しくて少量しか作らなかったためか、融点が違い過ぎるからか、簡単には合金になってくれないようだ。むりやり混ぜ込んだものの、出来たものをハンマーで叩くと粉々に割れた。割れた粉末状のものは綺麗な藤紫色だったから、内容には間違いないようだ。
実際に計量して解ったことだが、金 72に対するアルミニウム 22の目方割合では、体積としてはアルミニウムの方が金の2倍以上になる。金の比重19.3に対してアルミニウムの比重が2.71と非常に軽いからだ。つまり間違いなく18金でありながら、通常の18金より増量出来るわけだ(比重が少ない18金を生成出来る)。
興味があったら試しても面白いかもしれない。明治35年に発行された書物によるものだが、権利等の情報については解らない。
カビノチェ 2010年01月14日(木)23時31分 編集・削除
むかし教授にもろくなるから、金を加工中にアルミの粉を混ぜないようにいわれたことを思い出しました。