ジュエリー制作ノートに「板を曲げる際の切り込み」を掲載した(すっきりしたネーミングが思い付かなかった)。簡単なことだが理屈を知っているのと知らないのでは、作業に違いが出ることもある。ベテラン職人には当たり前のことでも、役に立つこともあろうかと掲載することにした。
私が教わった当時は長方形などの四角い枠を作る時、くの字に曲げた2つのパーツを合わせてロウ付けする方法が多く取られていた。高さのある枠に絞りを付けたい時などには、確かに有効な方法だ。
しかし簡単に四角枠を巻きたい時などは時間が掛かるので、今回紹介した方法で1枚の地金を巻いた方が手軽で早い。印をつけた部分から45度に切り込むというのは一見難しく思えるかも知れないが、何度か試す内には慣れるものだ。最初は垂直にちょっと切り込んで、当りが付いたらそこから45度に切り進めば良い。
ジュエリー制作ノートの更新は久々だが、ご質問が有れば可能な限りお答えする所存だ。結果を出して掲載したい内容は多々有るのだが、業務の傍らの更新なので長い目でお付き合いいただきたい。
