モツの煮込みを作っていて、ふと思い出した。中学生の頃・・日曜日だったろうかまだ明るい時間帯のことだ・・夕食の準備をしていた母が慌てた様子で「買い物に行ってくる」と言った。聞くと、夕食に作っていたモツ煮込みに砂糖と間違えて塩を入れてしまったということだった。塩辛くなって食べられないので、代わりのおかずを買いに行くのだという。
母が買い物に行っている間に味見をすると、確かにしょっぱい。このままでは捨てるしかないだろうから、ならばと塩抜きを試みた。今ならば何とか出来たかも知れないが、当時はそれほど調理の知識も経験もないから素材としては復活したかな程度の結果だった。
今思うと、モツ煮込みに砂糖・・しかも塩と間違えて入れると、あれほどしょっぱくなる量の砂糖だ。普通は入れないだろう。当時の我が家では、カレーにも砂糖を入れていた。思い出すと、確かにカレーは甘味が強い食べ物だった。それに慣れてしまうのだから、子供の頃の食生活というのは大切かも知れない。
私も実はモツ煮に砂糖を入れる。最後の最後に隠し味程度だ。煮込み料理は全てそうだが、ばらばらの素材や調味料の味は引き立て合うこともあれば、消し合ってしまう部分もある。最後に少量の砂糖を加えることで、消されてしまった味がふわっと浮き上がり料理の風味を増すのだ。
なんのブログかますます解らないが・・。