NikonのCOOLPIX995。今や旧式のデジカメだが、これくらいの大きさが使いやすい。不調も無く綺麗に撮れるので、ずっと使っている。ジュエリーの撮影も全部これだ。
デジタルカメラというものが一般に発売され始めたのが、ちょうど会社設立の頃。まだ20年前だ。その20年の間に、かくも進歩しようとは考えもつかなかった。
発売当時のデジカメは大きな内蔵バッテリー充電器同梱で、本体も大きく重くテレビに繋げて見るようになっていた。パソコンが普及していたとは言い難い時代だから、仕方ないだろう。テレビだから見るだけで加工もプリントもできない。もっとも当時のデジカメは画素も粗く、人間を写せば確実に赤目だったから実用に耐えるものではなかった。
それでもインスタントカメラ同様、撮ったその場で見られる利点はあるので、遊びに来た人の話の種にはなった。インスタントカメラもジュエリー撮影用に持っていたが、撮れることは撮れるという程度が妥当な評価だろう。
デジカメの技術が実用に適するまでに進歩したのを知って、機種は忘れたがリコーのコンパクトタイプのデジカメを買った。買ってから知ったことだが、最短接写距離1cmという今でも信じられない機能のカメラで、これはジュエリーの撮影に大いに役立った。惜しむらくは今ほどの画素数の撮影ができないことだったが、1cmの至近距離から撮影できるので実用には問題なかった。
パソコンやプリンターの機能も向上して高画質の画像やプリントが可能になると、画素の粗いデジカメでは物足りなくなり、当時最新鋭機であったCOOLPIX995を買った。デジカメの進化は止まらず、次々に新機種が発売されたが、特に撮影技術も持っていない私にはこれで充分だと思っている。むしろ過ぎた代物かも知れない。
2月もあとわずか。3月になったら穴場でも探して、ゆっくり観梅にでも出掛けたいものだ。外出時にはCOOLPIX995は重いので、掌に収まるような小型のカメラを持っていく。そちらの方がCOOLPIX995より高機能高画質だというのだから驚きだ。