8月29日から東京ビッグサイトでジャパンジュエリーフェアが開催される。今年の出展社は20カ国500社だそうだ。毎年春に開催される国際宝飾展と合わせて、ジュエリー業界の2大イベントといって良いだろう。
ジュエリーフェアが国際宝飾展と異なるのは、国際宝飾展が仕入れや小売りを中心とした少々お祭り的イベントであるのに対し、ジュエリーフェアは商談をメインにした商業的な雰囲気のイベントであるところだ。デザインコンテストの受賞作品の展示なども行われるので、コンテスト入賞を目指す人には必見のイベントだとも言えるだろう。
国際宝飾展の時もそうだが、毎年このイベントの時期になると行こうか行くまいかと迷うことになる。行けば何らかの収穫があることは、経験的に知っている。しかし往復4〜5時間を使うほどの収穫かというと、それほどのこともないことが多い。「行ってみようか」と腰を上げるのは、主に気分転換を目論んでいるときだ。
以前は仕事の打ち合わせなどで外出することも多く、気分転換の必要も無かったが、最近では私が外出してしまうと会社が機能しなくなってしまう状態の時が多いので、極力外出を控えている。取引先などもこちらの事情を察して、滅多には呼び出すようなこともしなくなった。まだ一部には新規の仕事の度に「打ち合わせに来い」というような態度の企業もあったが、結局そういうところとは徐々に疎遠にならざるを得なくなる。15分の打ち合わせのために往復4時間かけて出掛けている暇は、職人には無いのだ。
さて、明日から匠工房はちょっと早い夏期休業に入る。ほとんど休めまいと考えていたのだが、身体から「休め」との指示・・・というより「休みたい」という懇願が有ったので、それを素直に受け入れようと思っている。無理に休もうと思うと仕事が気になって仕方なくなるから、仕事がしたくなったらすれば良いという構えで休むことにした。仕事をご依頼の方々で「けしからん」という思いを抱かれる方もおられるかも知れないが、なにとぞご容赦いただきたい。
