これは6年前の匠工房のホームページだ。現在のホームページの前の前のバージョンになる。ちょうど次のバージョンのホームページにリニューアルを企てている最中のものらしい。実はもっと前の、最初の頃のホームページが見たくなって探していたのだが、一番古いもので残っているのが画像のホームページだった。
The Wayback Machineというサイトが有る。過去のホームページを保管しているWEBサービスだ。ここで調べると、もう存在していない昔のホームページなども見付かることが有る。匠工房のホームページが見付かるくらいだから、世界中のほとんどのホームページを保管しているのではないだろうか。
匠工房のホームページを最初に作ったのは、いつの頃だったろうか。最初のMacを購入したのが、会社設立から3年目くらいだったか。しかし当時はまだインターネットは一部のマニアだけのもので、一般のパソコンユーザはパソ通(パソコン通信=現在の掲示板に特化したサービスのようなもの)でコミュニケーションを図るのが精一杯だった。徐々にパソ通仲間がインターネットへと転進していき、そうだ、その頃の確かNTT関連企業の実験的コミュニケーションサイトで、私はHTMLというものの使い方を覚えたのだ。
つまり、私がホームページを初めて作ったのは、その後だということになる。おおよそで10年前くらいだろうか。ホームページのタイトルで迷い、考えた末に「ジュエリー制作の匠工房」というフレーズに落ち着いた。当初はそれに「手作り」をつけていたと思う。段々に仕事の主流が手作り一点ものから量産ものに傾いていくに従って「手作り」の語を外すことにしたのだ。
写真のホームページを見ると「手作り」とは書かれていないが「Hand-crafted」などという怪しい英語が書かれているから、この頃はまだ手作りにこだわっていたのだろう。
ジュエリー制作という語(フレーズ)は、もしかしたら私が使ったのが初めてだったのではないかと、今でも時々考えることが有る。現在ではジュエリー制作で検索すると、多くのサイトが出てくる。しかし7年前くらいだったか、ずっと放置状態にしておいた出来の悪いホームページをリニューアルすべく、様々な方向から調べていると、どの検索エンジンでも「ジュエリー制作」では匠工房のホームページがトップに挙がってくることが分かった。このときは首を捻ったものだ。
今でこそ随分と考えながら検索エンジン(ロボット)対策をしているが、当時は何もしていなかった。訪問者も現在の10分の1も無かったのだ。内容も貧弱で更新もされないのだから、当然といえば当然だ。そのサイトが「ジュエリー制作」ではトップに挙がってくるということは、ジュエリー制作というフレーズを使用しているサイトが無いに等しかったということだろう。
確かに現在でもジュエリーの制作を本業としている企業・個人のサイトは多いとは言えない。だから割と頻繁に、初めての企業などからジュエリー制作についての問い合せをいただく。他に見付からないのだという。確かに、そうなのだろう。実に有り難い話だが、大抵は他の同業者を紹介するような形で断ってしまう。新しい取引を始めるには、少々手が足りないのだ。そう、自分があと二人いたら・・・・である。
匠工房のホームページは、更に改装を考えている。改装というよりは、増築ということになるだろうか。実は匠工房の商品は、ジュエリーではない。ジュエリー制作が商品なのだ。今でもジュエリー制作の検索結果ではトップかそれに準ずる結果が得られる。つまり匠工房のホームページは、ジュエリー制作に特化したホームページとすることが、最も自然なのだと思う。
