残り1枚だけの薄っぺらなカレンダーが壁に掛かっているのを見ると「あぁ今年も終わりだな」という実感が湧いてくる。今年は早かったな・・・と、たぶん毎年同じように思っている。
あと一頑張りで「泣いても笑っても」年末、そして新年である。職人になり独立して会社を経営するようになってからだろう、この「泣いても笑っても」という諦観を得たのは。人は時間の流れの中で生きている。やってもやらなくても、時間だけは無慈悲に正確に流れていく。ならば出来るだけ頑張って、出来なければ仕方がないのだ。人事を尽くして天命を待つとは、良く言ったものだ。心安らかに天命を待とうではないか。
別に匠工房の経営が危ないとか、そういうことではない。年末になると自分の来た道を振り返ってみたくなるのが、人情というものだ。
少し前のブログ記事に、年内で営業を終了する企業のことを書いたが、正直なところ羨ましい気持ちも少なからず有るのだ。会社の運営というものは、基本的にはエンドレスだ。止まれないのだと言っても良いだろう。様々のしがらみや金銭面の問題を全てクリア出来なければ、止まれない。かの企業の経営者には、止まる勇気を持てたことと、止まれる状況を作り上げた手腕に拍手を送りたい。またいつか、一緒に飲みましょう。