
お目にかけるようなものではないが、ゴム型を切り終えたところだ。まるで初めて切ったゴム型のようだ。しかし右手がほとんど使えない状態で切ったのだから、ご容赦いただきたい。ついでに言えばタイピングも左手一本打ちだから、あまり長文にはしないように端折った文章になるのは必至だ。
このパーツはシルバーで6セット鋳造して、依頼されている原型のメカ部分に使う予定だ。依頼されたのは昨年の夏ごろか・・・いや夏前だったかも知れない。とんでもない話だ。手の神経がマヒする前に、パーツの原型はほとんど作り終えていたのは幸いだったが「ゴム型か・・・」と躊躇した。ゴム型はメスで切り開く。もちろん片手では切れないから、右手にも働いてもらわなければならない。その右手が信頼出来ないわけだから、怖い。
右手首から手の甲にかけてガムテープでガチガチに固めて、メスを持つ。そういう時に限って来客だ。じろじろと変な目で、手の方をのぞき込まれる。最近は図々しくなったのか、恥ずかしいとは思わない。人は変われば変わるものだ。
右手にメスを握らせて机の上に固定する。可動万力のようなものだ。左手に持ったゴム型をメスに当てて、少しづつ切り進む。右手はほとんど動かさない。メスの刃先の向きを変える程度だ。切りながら「ちょっと待て」「おまえはじっとしてろ」などと右手と左手に話しかけている姿は、人が見たら怖いかも知れない。「よし最後まで気を抜くなよ」と両手に注意を飛ばして、ようやくゴム型を開き終える。やれやれだ。やれば出来る。
仙台ジュエリークラフト/菅原 Eメール 2008年01月16日(水)17時47分 編集・削除
こんばんは大谷さん、今、電気炉で焼成中で鋳造待ちです。明日中国の販売店のスタッフが来仙するので、三つ目の竜の指輪を明日午前中まで仕上げないといけません。IJTにも使うとの話です、本日中に就寝出来ないですね。手が痛いのにゴム切ですか、大変ですねでも大谷さんのさり気無いゴムワークいいですね。こちらもやっと量産できる、ゴム型まで修正できてほっとしています。ビールを飲みながら23時の鋳造まで時間待ちです。