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  大谷 正明(おおたに まさあき)
    (有)匠工房 代表取締役
ジュエリー制作のことや私が住む東京都武蔵村山市周辺の地域情報・ホームページ制作

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当金(あてがね)

ファイル 405-1.jpgろくな当金を持っていないので、矢坊主(やぼうず)を木台に立てたりして地金を叩く。余裕が有るときに揃えておけば良かったと思っても、後の祭りだ。普通サイズのジュエリーでは使用することは皆無に近いから、仕方ないかも知れない。

低い丸太は杉材だったか、ケヤキには比べようもないが腰掛けるにはちょうど良い大きさだ。余計なことを考えるより地金板でも叩いていた方がマシというものだろう。リズムのようなものが有って、気が乗ってくるとリズムから抜け出せなくなる。時折なましを入れるときが、腕の筋肉の休憩時間だ。

昨日の雪は溶けて、通勤の途上は溶けかけたかき氷のようにびちゃびちゃと冷たい。歩きながらいつも思うのは「車がいなければいいのに」という勝手な妄想だ。特に雨や雪の日の車の騒音は、堪え難いものが有る。あまり車の走らない休日の早朝、朝日に浮かぶ町の清々しさを知っているだろうか。なんでも掻き回せば良いというものではない。

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エメラルドの含浸処理

エメラルドについてお問い合せをいただいたので、メールでのお答えに合せて、こちらにも記載しておこう。

ほとんどのエメラルドに含浸処理が為されていることは、知っている方も多いだろう。エメラルドは多くの傷を内包しているのが普通で、この傷のために本来の色味の発色が妨げられていることが多い。この傷にオイルや樹脂を浸透させて発色を良くするのが含浸処理と呼ばれる方法だ。エメラルド外面にはっきり現われた傷ならば、そこにオイルを垂らすだけでも或る程度は内部に浸透して発色が良くなる。通常はオイルや樹脂の入った容器にエメラルドを入れて、外部から圧力をかける。注射器のようなものと考えて良いだろう。浸透を良くするためにやや加熱することもあるようだ。

しかし国内でエメラルドの含浸処理をしているところを、私は知らない。一度調べてみたことがあるが見付からず、それでも探してようやく「やっても良い」という業者に巡り合ったのだが、試しに依頼したエメラルドは見事真っ二つに割れて戻ってきた。道具は持っているが慣れてはいないということだろう。

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本業探索

ブログを無理に更新する必要は無いのだが、続けて読んでいただいている方への感謝の気持ちとして実際のところを記しておきたい。どうにも前向きの考えが浮かばなくなってきているのだ。ジュエリー制作が副業程度にしか稼働しない今、本業を探す必要性に迫られているのかも知れない。

そこで揺れている。業務不振に陥りなりふり構わない営業を掛けて非難を浴び、ついには墓穴を掘ってしまった企業を知っている。ジュエリー制作では有数の中堅企業だった。一獲千金を狙って失敗した企業も知っている。結局は地道に真面目に努力するのが良いのだと、それが定説だった。しかし今、真面目にコツコツと努力してきた個人・企業が深刻な事態に陥っている。定説が崩れてしまったのだ。

「こうだ」と言い切れる何かが無いと、書くべきことも浮かばないものだ。

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メールフォーム

メールフォームを修整中・・・簡単なものが良いと思って設置していたメールフォームだが、簡単過ぎてメールアドレスが入力されていなくとも送信してしまうようだ。また、画像添付できるタイプのフォームは、送信には問題ないが画像が添付されていないと確認ページが正常に表示されない。下手にいじると別の問題が発生する場合も有るし、いろいろと難しいものだ。

メールアドレス未記入でいただいた問い合せ「車のキーの修理」に対する答えは、繋ぎ合せるだけなら出来ないことはないがロウ付けによって金属がなまされてしまうので、使用時に力を掛けると変形する恐れが有る。旧車ということなのでメーカーにキーの在庫は無いかも知れないが、餅は餅屋で合い鍵を作る店などに問い合わせた方が的確な回答が得られそうだ。

さてメールフォームだ。無料のものを利用させていただくので贅沢は言えないが、出来過ぎていて使いにくいというのが正直な気持ちだ。自分の力不足なわけだが、頭の体操にはなる。

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匠工房という社名

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言うまでも無く「飛騨匠」の匠だ。中学時代から古書が好きで古い仮名遣いや言い回しに慣れて読む時代物の小説の中に、時折現われて強烈な個性を発揮する「匠」。憧れの存在だった。己一人の中に大きな力を蓄え、ここぞというときに誰にも真似が出来ないことをたった一人でやってのける。強い「個」の具現だ。

本来は木工職である「匠」が金工にも転用されることが有るという記述を(無理やり)見付け出して社名とした。身内から「偉そうな社名だ」などと言われたが、社名でへりくだる必要は無かろう。

「匠」は意外に馴染みの薄い文字のようで、領収証を書いてもらうときなどに「飛騨匠」「浅野内匠頭」「意匠登録」などを持ち出して説明したが、どれも簡単とは言えない名称だ。結局書いて教えると「ああその匠」と・・知っていることは知っているが思い出しにくいのだろうか。

思えば「jewelry-craft.com」も良く取れたものだと思う。当時は社名をそのままドメインに入れるのが主流だったが、私はメール主体の人間だったからメールアドレスの「@」の前にTAKUMIを入れたかった。そうなるとドメイン名は匠を重複できなく(できなくはないが)なるので職種を表す内容の「jewelry-craft」にしたのだ。英語的に正しいかどうかは気にしなかったが、とても気に入っている。

一人で始めた会社が、また一人になった。今までの20年は予行演習だと思えば良い。これからが本番だ。匠の名に恥じないような内容作りを始めようと思う。

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