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  大谷 正明(おおたに まさあき)
    (有)匠工房 代表取締役
ジュエリー制作のことや私が住む東京都武蔵村山市周辺の地域情報・ホームページ制作

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菖蒲園開花待ち

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ファイル 476-2.jpg 昨日の写真。田園風景とは違う。武蔵村山市の隠れた名所、菖蒲園の現在の写真だ。花はまだこれからというところ。いつも気になっていた、菖蒲が満開の頃には片隅で萎れている黄色の花。黄菖蒲というのだそうだ。普通の菖蒲よりも開花時季が早く、一斉に菖蒲が咲き誇る時期には枯れている。今は緑の陰に、ただひっそりと。これ見よがしに咲く花より、こういう花が美しく感じる時もある。いや、むしろ大輪の華やかな菖蒲が咲く時期を外していち早く咲くのは狡猾か・・と考える私は、どうやら純粋な心情の持ち主ではあらぬようだ。

ファイル 476-3.jpg 蓮の花は泥中より出でて泥に染まることなし・・だったかな。仏教で高貴な花とされている所以であると。仏教は人間の苦という身近な現実から生まれ出たもの。身を痛めつける苦行からは何も生まれぬと見極めたブッダが(そのときはまだブッダではないのだが)自然=宇宙と心身を一体にすることで悟り得た境地。釈尊が悟り掴んだものは境地だ。教えではない。その明確ではあるが言葉で表現し得ぬ境地を人に教えるため、その方法として編み出したのが方便という技法だ。偉いなと思う。自分は解って苦から身を離せたのだから、それでいいだろうと。人に教えるためにまたさらに苦悶する・・そしてそれを為してしまうのだから、間違いなくそういう意味で偉人だと思う。

こういう言い方をすると怒られることも多いが、私はブッダという人に興味を持って高校生の頃から原始仏教の解説書など読みあさっていた。ブッダのことが書かれているのは仏典しか無いからだ。読んでいるうちには「そんなこと言わないだろう」などと本に書かれていることに反感を持ったり・・ブッダという人が分かる気になっていたのだ。

苦の原因は執着であると・・まさにその通りだ。何かに固執するから苦が生まれる。だからといって妻や子まで捨て去るのは、やり過ぎではないかと凡人の私は考える。捨て去らねばならぬという思いに、それこそ固執していたのでは、と。そうなのかも知れない。ブッダの妻と子は、その後ブッダの弟子になっている。しかしその(私が思うに)固執は最後まで消えなかったと思う。ブッダは他の弟子達よりも我が子を厳しく扱った。固執が消えていれば同じに扱えただろうと思うのだ。

ブッダほどの人でさえ、そうだったのだ。ましてや自分など、執着が捨てられずに苦しむのは当たり前のことではないか。当たり前なのだと理解した時、苦は苦として感じられないようになる。「そうか、苦しいのは当たり前なんだな」それでいいではないか。

題名を激しく逸脱した内容になってしまった・・ご容赦。

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色上げ・白仕上げ

金の色上げでは苦労されている方も多いだろう。画像が無くて申し訳ないが、簡単に色上げの方法を書いておきたい。この色上げは純金の色を引き出すという古来の色上げとは違って、主にホーニング加工(梨子地・サンドブラスト)の後処理として、金の色合いを明色にするために行われる。

用意するものは苛性ソーダと硼砂。(どちらも薬局で手に入ります)溶液を保存するなら強アルカリに耐えられるふた付きの保存容器。湯煎のための鍋(駄目になっても良いもの)。

容器に湯を入れる。吹きこぼれるので半分ほどがいいだろう。鍋の湯を沸点近くまで上げて弱火で保温する。鍋の中に湯を入れた容器を浸し、湯煎の状態にする。湯温が上がったら火を消し、容器に少しづつ苛性ソーダを投入する。苛性ソーダはプラスチックのスプーンなどで、少量づつ掬って入れる。吹きこぼれる。必至だ。湯煎の鍋は吹きこぼれを受けとめるための容器でもある。

(責任は持ちません。自己責任で試してください。吹きこぼれるので危険と明記しておきます。)

どのくらい苛性ソーダを入れるのか。量ったことはないが目安として、1リットルの湯に200グラムくらいか、もう少し多く。一気に入れると、とんでもないことになるから絶対に少量づつ入れる。

水に苛性ソーダを入れてから加熱すれば・・と言われそうだが、やってみたが何故か上手くいかない。改良は後の方に託す。

苛性ソーダを入れたら火をつけて、湯煎の温度を上げる。軽く沸騰する状態で火を調節して湯温を維持する。
今度は硼砂を加えて行く。これは苛性ソーダほど気を使わなくて良いし危険もないが、様子を見ながら少しづつ加える。目安は1リットルに200から300グラム。もっと入るなら入れて良いが、入れ過ぎるとペースト状になってしまう。ペースト状になったら湯で伸ばす。溶けにくいようなら攪拌して沈殿が生じないようにしながら加える。入れ終ったら冷ます。それで完成。簡単なものだ。

この簡単なもののために半年を費やした。さらにその後の使用方法で半年。そればかりやっていたわけではないから、丸々費やしたわけではないが。

出来た色上げ液は保存可能だ。状態によっては下に結晶が溜まるが、効果に変わりは無い。結晶が出来たものを湯煎に掛けると、ガラス瓶ならば必ず割れる。そのままで効果は変わらないので、容器は諦めてそのまま使うのが賢明だ。

色上げの方法は、まず色揚げをする品物(ホーニング後、洗浄したもの)を用意する。ハンディートーチ、バーナー・・酸素バーナーではなく、カートリッジ式のような炎が太く弱いもので加熱する。加熱の具合としては軽く酸化する程度。最初に焼く主な目的は油分の除去だから、それを念頭に作業すれば良い。焼いたら色上げ液にジュッと浸ける。撥ねることがあるので注意。長めのピンセットが良い。

色上げ液にジュッと浸けたら、すぐに出してまたバーナーで焼く。この焼き方で微妙に結果が分かれる。目安として・・まず焼き始めると液が泡立ち徐々に乾いて行く。乾くと白い粉のようなものが全面に付着した状態になる。さらに炙り続けると粉の白さが消えて金の地肌が見え始める。金の地肌の表面に艶のある透明膜が掛かったようになる。白く残った部分が無いことを確認して火から離す。冷ましてから希硫酸で煮る。洗浄する。以上だ。

全く同じ方法でシルバーなら白仕上げになる。真っ白で綺麗な白だ。それもそのはず、この色上げ液の考えの大本になったのが古来から伝わる銀の白仕上げだからだ。効果としては銅色を消す。だから銀はより白く、金は淡いクリーム色のようになるのだ。

苛性ソーダをベースにしたのは、私が勝手にやったことだ。硼砂は冷めると結晶化して析出する。その結晶化を妨げる目的で苛性ソーダを使ったのだが、それが色上げの結果に某かの影響を及ぼしているか否かは定かではない。

あれこれやってみた結果、特に技術も必要としないで誰がやっても同じような結果が得られる色上げ液が出来たということだ。色上げで困っている方は、まずこれを参考にして、さらにあれこれ研究して自分なりの方法を見付ければ良いと思う。

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初代iMac

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ボンダイブルーの初代iMac。アップルが窮地から巻き返すきっかけとなった立役者だ。息子がパソコンをやりたいというので、部屋の隅で埃をかぶっていたのを引っ張り出してきた。また出番が回ってくるとは思いもしなかった。他のパソコンは壊れても、これだけは壊れない。アップル再起の鍵・・作りが違うのだ。

このパソコンに「ピクルス・ブック」というソフトが入っている。3歳頃の息子が夢中になって遊んでいたソフトだ。作者は山本徹さん。制作は(株)スコープ。今は無いが、ジュエリーのデザイン・企画会社だ。うちの主要な取引先でも有り、ピクルスブックはこの会社からプレゼントされたものだ。

3歳の頃に夢中で遊んでいたソフトが、8歳になった息子をまた釘付けにしている。いつまでも遊び続けて飽きることが無い。そういうソフトだ。プレイするという感覚ではなくて、ピクルと遊ぶ。珍しい感覚のソフトだと思う。

ピクルスブックはオンラインでも楽しめるようになっているようだ。
ピクルスブック・オンライン
携帯用サイトも有るように書かれていたから、携帯ユーザ(私以外の大部分は携帯ユーザーだろうが)は探してみると良いだろう。

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ジュエリー制作

もう30年も前(間違えて40年と書いてしまった。びっくりされた方、ごめんなさい)。七宝焼の仕事を辞める時に「趣味で続けたいから」と先生(経営者)に電気炉を選んでもらった。卸値で買えるというのが有り難かったし、普通に使いそうな釉薬もただで分けてくれた。「趣味で出来ればそれが一番」・・羨ましいよとさえ言われた。

ジュエリー制作も趣味ならば素晴らしいことだ。宝石店に並ぶ商品・・正直に言わせてもらえば、その程度の商品よりもっと美しく完成度が高いジュエリーが自分で作れるのだ。それが趣味であれば素晴らしい。趣味はジュエリー制作です。その辺のプロより上手いですよ。などと自慢ができる。

ジュエリー制作は、それでも良いのではないかと最近思うようになった。仕事として成り立たないものなら、無理に仕事にすることも無いのではないか。好景気時代でさえ、唯一の不採算部門として自社内の制作部門を廃止したジュエリー企業は多い。自社内に在っては採算が得られにくいから、外注を使うのだ。

ジュエリー制作は自分の身に付いたものだ。使わなければいずれ無くなるだろうが、今のところは自分とともに存在する。立派な道具や工房がなくても、自分がジュエリーを作れる人であることには変わりが無い。やすり一本有れば削って形が作れる。糸鋸が有れば切って形が作れる。やっとこが有れば曲げ、トーチが有れば接合できる。技術としては大したことではないのだ。美しい形を認識する感性が、一般に「技術」と呼ばれることの大部分を占める。

「趣味はジュエリー制作です」と言うようになる日も近いかも知れない。「料理も好きです」料理もかつて仕事だった。純粋に趣味といえるのはパソコンだけか・・そのパソコンは仕事になる可能性をはらんでいる。「趣味で出来れば一番」パソコンだけは趣味のままにしておくべきだろうか。

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早朝の遠景

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写真で見ると明らかに雲が形作った景色。遠くに不思議な山並み、あるいは神殿が浮かび上がったように見えた。しばらく眺めてから写真を撮った。実際には電線と電線の間の狭い空間に現われた造形。同じものは二度と表れない。ならばそれを写真に残そうという行為は、冒涜であり愚行なのだろうか。

というほど立体的には撮れないデジタルカメラ。それぐらいで良いのだろう。さて仕事だ。今日も外出予定。僅かな仕事ながら、朝くらいしか落ち着いてやる時間が無い。

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地金価格更新遅れます

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本日、朝から外出のため地金価格の推移表更新作業が午後になります。ご利用いただいている方にはご迷惑お掛けいたしますが、ご了承のほどお願い申し上げます。

地金価格がおかしな動きになっている。それぞれの地金価格の上がり下がりが連動しないということは、為替相場の影響以外の原因が大きく働いているということ・・だろう(素人の私感)。プラチナ価格が伸び悩むのを尻目に「我関せず」と金価格はじりじりと成長を続ける。シルバーは激しく上がり下がり、ここ数年の最高値を更新してしまった。何が起こっているのだろうか。

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